ざあざあぶりの国立市
2017年 07月 18日
ざあざあぶりの雨を見ながらピアノ弾くなんて、滅多にない。
うちだったら湿気が怖くて雨戸を閉めるところだ。除湿機をマックスにしてね。
シューマンを弾いていたら、大林宣彦の「ふたり」のなかの、ざあざあぶりの中でお寺での発表会のシーンを思い出した。
あの曲はシューマンのノベレッテン。
主人公のみかさんったら、すっごく飛ばして(提示部第二主題丸ごとなかった?)弾いてしまって、お化けのお姉さんが「そのままいっちゃいなさい。どうせ誰も知らないんだから、この曲」と言っていたが、あまーい!わたしは知っていた、うひひ、ひ。
あの映画、雨のシーンばかりだったけど、どんな意味があるのかな。
雨が降ると見入ってしまい、気が散る今日の練習。
今日のシューマンはノベレッテンではなくて、幻想小曲集を通しで。
雨が上がったら虹が見えるかな?